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清掃インスペクション [清掃]

皆さんこんにちは!


今回は清掃インスペクションに関するお話しです。
皆さんはインスペクションと聞くと何をイメージしますか?


「調査」「検査」「査察」などをイメージすると思います。
清掃インスペクションは作業品質と業務管理体制の評価・改善を行います。

大抵インスペクションに入ることを現場に伝えると、
スタッフには重箱の隅をつつきに来たと思われます。

なので、CSBでは、インスペクションを行う前に実施する意図と目的を丁寧に説明してから行います。

DSC00990.JPG


社内ではインスペクター資格者がおり、社内の実施体制も構築されつつありますが
終わりのない活動ですので、活動をしながら勉強している最中です。

ただ単に評価するだけではなく、改善と次回の実施計画含めて
現場の管理者やスタッフ、時にはその上司を巻き込んで会社の活動として推進します。

とは言え、それぞれが現場や自身の業務に追われて
品質活動はついつい優先順位を下げがちになります。


私が担当している品質の部署は現場の状況を理解しながらも
品質の維持、向上の活動としてその大切さを説きながら、
インスペクションをはじめ品質活動を推進しています。


今年もあとわずか、もうすぐお正月[るんるん]
重箱を囲むときは楽しく食事したいですね。
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by MS

トイレでよく見かけるマーク!? [清掃]

こんにちは!

毎日使うトイレで皆さんがよく見かけるのは、
このようなマークではないでしょうか。


トイレ①.jfifトイレ②.png


そして、トイレのメーカーとしては以下を思い浮かべる方が多いと思います。
「TOTO」
「LIXIL(旧INAX)」
「Panasonic」



「TOTO」「LIXIL」は陶器で、「Panasonic」は有機ガラス系素材です。


陶器は汚れを付きにくくするため「釉薬(ゆうやく)」を付けて焼いていますが、
メーカーで異なる仕様なので少し説明しますね。


【TOTO社】 CeFion Tect(セフィオンテクト)
・通常釉薬(ゆうやく)を塗り焼成するが、釉薬の上にガラスを焼き付け
 100万分の1mmのナノレベルで便器内部表面を滑らかに仕上げている。
・釉薬の効果は半永久的。 ※メーカー談

【LIXIL社】 100年クリーン『アクアセラミック』
・キズが付きにくく、ISOに準拠した抗菌(銀イオン)パワーで細菌の繁殖も抑える。
・高硬度のジルコンを釉薬の表面まで含んでいるので、キズがつきにくく、
 衛生陶器の美しさを長く保つ。
・100年クリーン:同一部位の摩擦回数2往復で年間365日お掃除した場合。
 お掃除ブラシで約7万回(100年相当)の往復を想定。


陶器でも有機ガラス系素材でも、いづれも汚れは付いてしまいます。
便器内の水面近くにできる円状の輪ジミは「サボったリング」
便器内の縦筋の汚れは「サボり染み」とも呼ばれますが
この縦筋の汚れは、水道水に含まれる金属成分(鉄・Mg・Ca・Clなど)が蒸発する際に
便器の表面に残り、そこに空気中の埃などが堆積することで発生するのです。


では、どうやって取れば良いでしょうか?

以前、メーカーのカスタマーサービスにて確認したところによると、
「酸性洗剤の頻度を多くすると釉薬が剥がれてしまうので、
粒子の丸いクレンザーを塗布し「割り箸」などで擦って下さい。
余り強い力で擦り取ると、表面が傷つき汚れが付きやすく取りにくくなる。」
とのことでした。
(※検証はしておりませんので、自己責任にてお願いします。)


汚れが付きにくくなるように、簡単にコーティング出来る方法や
比較的簡単に汚れを取る方法もあります。

ご要望があれば、次の機会に!


投稿:WN