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親子で「まな防災」 [社員からのお便り]

2011年3月11日の東日本大震災当時 私は妻と2人家族でした。
災害当時は宮城県多賀城市におり、津波を目の当たりにし
その後2日間は会社で過ごすこととなりました。


帰宅指示が出たのは3日目で、8㌔の道のりを歩いて自宅に帰りました。
当然のことながら自宅の電気・水道などのライフラインは使えず、夕方から翌朝までは
真っ暗、、、寒さをしのぎながら1週間を過ごしました。


当時はまだガラケーでしたので、今のような情報の取り易さはなく、
約1週間後に自宅のテレビが見れた時、各地での被害状況を映像で見た時には驚きしかありませんでした。



あれから11年が過ぎ私の家族構成も子供が2人増え、4人家族となりました。


上の子は、小学生になり地震が起こるたびに何をしなければいけないのか
ということを伝えるのですが、なかかなうまく伝えきれず、、、といった状況でした。


そんな中、子供と防災について親子で学べるイベントを見つけ、
「これは!」ということで参加してきました。




■地震により火災発生!煙の中から脱出せよ
では、実際に煙の中から避難する際のポイントや避難時の体勢などを学びました。
防災訓練1.png


■目の不自由な方との避難について
では、実際に目隠しをした状態でポールの間を歩くことや段差がある通路を避難する
ことなどを体験しました。また避難誘導も行いました。
避難誘導では、現場の状況を正確に伝える難しさを感じた体験でした。
防災訓練2.png



今回の体験通じて、改めて防災への備えの重要性と伝えることの大切さを実感しました。


帰宅後に、当日参加できなかった妻に娘が防災クイズを出したり、
イベントで使用し持ち帰ったアイマスクを見せ、
どのように使ってどのように体験したか、など
スマホで撮影した写真を見せながら一生懸命伝えていた姿に
子供の成長を感じた瞬間でした。


今回の記事で、皆さんもご家族と防災について話し合うきっかけになればと思います!

by WY

備考:まな防災とは、「学ぼう、防災」の意味です。