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「郷に入りては郷に従え」とはよく言ったものだ、そう痛感したお話です [社員からのお便り]

「郷に入りては郷に従え」

この意味は御存じだと思いますが「中国」のことわざですね。
ある社会集団や組織に入ったなら、そこの習慣や制度を認識し、それを踏まえたうえで行動したほうがやり易い こともある、そういう意味ですね。
郷にいる側が不合理なルールに縛られている、という意味ではありませんね、ひとつの処世術と言うところでしょう。


みなさんは自分の今の環境から全く違う世界へ飛び込んだことがありますか?あるいは放り込まれたとか?
人によっては耐え難い挫折を覚えることもあるでしょう。
人生山あり谷あり?最近は山ありまた山?のような印象しかありませんが、そんな生活の一部をご紹介します。



昨今ニュースでも頻繁に耳にすることも多いシリコンアイランドと呼ばれる「九州」でのお話をしたいと思います。
異常とも思える2023年の夏、長崎県諫早から始まり、寒い11月の熊本県菊陽町で業務支援に携わりました。
そんな中でも夏場の長崎がとても印象的でしたので、少しお話をさせてください。
慣れない土地、環境、猛暑のため、まずは食事が喉を通らない日々が続きました。
最初は朝ごはんも進みません、これは由々しき状況で十日も経たず体重が減ってきました。
今は元の体型ですけどね…


最初の頃は、お昼におにぎりを1個食べるのが限界でした。
仕事が終わり宿へ帰ると洗濯戦争が待っているし、 何のために汗をかいているのか虚しい日々が続きましたね。

ところが慣れとは恐ろしいもので、自分が置かれた環境に目が行き届いていくにつれ、自然と不安要素が薄くなります。
これは「見る」から「観る」に変わる過程を言います。
その先は「診る」です、いわゆる改善と言うことです。
当然食欲も回復し、おにぎり1個が関の山だった人間が、ニンニクがバッチリ効いた肉丼を平気で食べるのですから、 周りのスタッフもあまりの変わりように驚く始末でしたね。
当然酒も旨くなりますね。


★現場の売店のお弁当
ワンコイン500円でした。こういう弁当をペロッと食べられるようになればもう心配なしです♪
★7月は生きるためにただ食べるだけ
ワンコイン①.jpg
ワンコイン②.jpg


食欲が戻れば気力もみなぎり、業務も安定軌道に乗るんです、段取りが数段良くなります。
自社のスタッフ以外にも現地の他社スタッフとのコミュニケーションも円滑になってきたらお手の物。
そんなことを繰り返すうちにどんどん慣れてきて自分のペースで楽しめるようになりました。
ホテルの朝食も7月と9月では彩りも食欲も違います。画像を見ていただければ一目瞭然!


★ホテルルートイン諫早インターでの朝食バイキングです
朝食①.jpg
★9月は完璧に楽しんでいただいています
朝食②.jpg



現地の美味しい食事や、ローカル電車に揺られてプチ旅行も楽しかったですね。
長崎も熊本も車社会なので、出張族の身にとっては不便さもありますが、路線バスをうまく使えば行動範囲も広がりますね。

★諫早駅からほど近い「李花」と言うお店です。(家族経営でとても活気のあるお店でした)
★皿うどん太麺(麺を揚げていないのが好きです)
ちゃんぽん①.jpg

★長崎で「大勝軒」に出会う。(柚子香るつけ汁が美味しかったな~これがまた美味しいのよ)
大勝軒①.jpg
大勝軒②.jpg



今思い出しても貴重な体験だったと思う。
猛暑、台風、線状降水帯、今となっては想い出です。
現地の協力会社の皆さんの笑顔にもずいぶん助けれました。
心からありがとうと伝えたいです。
12月の中旬、私達が汗をかいた現場も竣工式を迎えました。今後の生産活動に寄与できたかと思うと感慨深いです。


仕事をリタイアしたら夫婦でゆっくり再訪したいです。


by:KK
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