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日本のお祭りって、最高! [社員からのお便り]

新型コロナウイルスも第5類へ移行され、今年は各地でさまざまなお祭りや花火大会が多く再開されました。

我が家もご多分に漏れず、80歳(傘寿)を迎える母の願いもあり、8月初旬に青森県ねぶた祭りと秋田県竿燈祭りを観に行きました。


ねぶた祭り初心者でしたので、はじめに「ワ・ラッセ」というねぶたの歴史や魅力を紹介する建物を訪れ、事前勉強してからお祭りを鑑賞。

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●ねぶたの中



針金や竹で作った枠に紙を張り、さまざまな人物や歌舞伎狂言の場面を極彩色で描き、お祭り期間中は、中に灯を点じ、屋台(今年は23台)に乗せてお披露目を行い、順位を競います。
作り手によって描き方をはじめ作風表現に違いがあり、観ていて飽きることなく、暑さを忘れて暗闇に浮かぶねぶたの輝きにすっかり魅了されました。

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●ねぶた



翌日は、田舎館に立ち寄り、田んぼアートを鑑賞。
田んぼをキャンパスに見立て、色の異なる稲を絵具代わりに、繊細で緻密な計画のもと巨大なアートとして作り上げられています。
地上目線では何が描かれているかわかりづらいのですが、展望台に上がると立体的に計算しつくされた迫力あるアートを見ることができます。
ちなみに、今年は、麦わら帽子でおなじみの海賊冒険マンガ「ONE PIECE」でした!

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●ONE PIECEの田んぼアート



翌日、秋田県へ移動し、乳頭温泉でまったりした後、竿燈祭りへ!
厄除け五穀豊穣などを願う行事として長い歴史がある行事で、約280本もの竿燈の明かりが会場の大通りを埋め尽くし、まるで黄金の稲穂のようで圧巻です。
竿燈を支える男性は「差し手」と呼ばれ、「幼若」「小若」「中若」「大若」と4つの区分があり、「大若」にもなると高さ12m、重さ50㎏(成人女性1名分にも匹敵)にもなる46ケの提灯を絶妙なバランスで手のひら、額、肩、腰と移し替える妙技が最大の見所です。

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●竿燈と担ぎ手



久しぶりに「日本の夏」を思いっきり体感、満喫することができました。


by:MM