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オリジナル刺繍タオル制作秘話 [社員からのお便り]

CSBでは、これまでにあった“基本理念”と“経営理念”に、
新たに“経営指針”と“メッセージ”を加え
「CSBはどのような会社か」「社員はどう行動していくのか」を明確にするために、
会社設立日である4/3に、新たに「企業理念」を創設しました。


企業理念を傍に携帯できるように、企業理念カードを作成し全社員に配布しましたが
一緒に記念品としてCSBオリジナルハンカチタオルも制作し同じく配布しました。

ここではオリジナルタオル制作までの秘話!? をお話させてください。

タオル②.jpg

お客様へお渡しするためのノベルティ制作の打診があったのは2023年1月末の事。
ノベルティの種類・予算など、制作担当である私たち2名に任されました。

・長期保管ができるもの
・保管場所をとらないもの
・もらって邪魔にならないもの
など検討し、早い段階でオリジナル刺繍タオルにすることを決めました。


次は、発注先(制作会社)を探します。


CSBが目指す高い品質をイメージし、高品質であることが私たちの必須条件でした。
そこで、日本のタオル産業の発展を担っている“今治タオル”限定にし
さらにノベルティとして存在感を持たせつつ上品になるよう、
プリントではなく刺繍で会社名を入れられる制作会社に絞りました。


【余談】 「今治タオル」の品質・ブランドを守るために、今治タオル工業組合に加盟し 基準をクリアした製品にしか今治タオルのタグや箱を利用することができません。更にタオル自体を生産できるのは、組合に加入している企業の中でもごく一部のようです。


WEB検索から数十社に絞り、実際にコンタクトをとったのは5社。
さらに2社に絞り、制作会社を訪問し制作に向けて本格的に走り出しました。


この時点で打診から1週間経過していましたが、
問い合わせの段階で3月中の納期には間に合わない可能性があるという回答も多く、
実際に最後まで時間との勝負でした。


【余談】 withコロナの時代になり、タオル業界はお祝いなどの進物やノベルティなど急に動き出し、注文が殺到しているそうです。


ここで制作会社2社をご紹介します。
よい制作会社に出会うことができたことが、今回の一番大きな成果だと思います。
(掲載許可をいただきありがとうございました。)


株式会社マツブン 様
マツブン.jpg
1939年創業で都内に自社工場を設備しており、
オリジナル刺繍ワッペンを工場直販しています。
サイト内制作実績にもあるように、超有名メーカーのワッペンや刺繍を受けています。
今回は、こちらの会社に制作をお願いしました。


藤高タオル 様
藤高タオル.jpg
今治に本社を置き、糸染めから仕上げまで一貫生産の技術力を持ち、
今治タオルを糸から制作からできる会社です。
今回は、最小生産ロット数の問題からお願いすることができませんでしたが、
都内(銀座)に販売店舗がありますので、是非プレゼントなどでご利用の際はお立ちよりください。


制作会社を選定したあとは、さらに時間との戦いでした。。。
タオル色を12色から、刺繍色を何千色から選び
ロゴ&社名の配置を検討し(配置によって値段も変わってきます。)
梱包、熨斗など様々なことを決めていきました。


1月末の打診から半月後にはデザイン案&見積が揃い社内審議・決裁へ進みます。
ここで役員から「企業理念に合わせ、全社員にも配布しよう!」という許可をいただき
お客様向けのフェイスタオル・社員向けのハンカチタオルの発注に進み
なんとか3月中には北海道から九州まで各地にいる社員へ配布することができました。

オリジナルタオル②.jpg


最初から最後まで時間との勝負になり、外注では納期が間に合わない工程は、
私たち事務局で制作したりと大変なこともありましたが、今になればいい思い出です。
打診から納品までドタバタな2か月間、とても貴重な体験をさせていただきました。


お客様にお渡しするフェイスタオルは、さらに高品質な素材になっています。
「今治生まれの白いタオル」という製品で、綿が本来もっているやさしい柔らかさをより引き出したタオルで、時間と手間暇をかけた糸を使用しており、洗うごとに綿が膨らみボリュームがでます。
タオル生地の厚みを見ていただければ一目瞭然です。

タオル①.jpg
タオル③.jpg
タオル④.jpg



最後に、幻のカラー(試作品)をご紹介します。
タオル⑥.jpg
今回は、企業理念に合わせシンプルに白地タオル1本での制作になりましたが、
次回は、ガーゼなど様々な素材、様々なタオル色・刺繍色の組み合わせで制作したいと思います。


投稿:KY